それぞれの用途は以下の通りです。第三表は株主の売買益についての分離課税される所得がある場合に使います。第四表は青色申告者で事業が赤字の場合に翌年以降に繰り越すために使います。ここでいう赤字というのは以下のいずれかのケースです。単純に所得金額が赤字になっている。災害や盗難によって資産に損害を被り、雑損控除として所得金額から差し引くと赤字になっている。
前年からの繰越損失額を控除すると赤字になっている。収入金額とは、個人事業主やフリーランサーの場合は事業で得たお金のこと。不動産のオーナーであれば家賃収入のことです。所得金額とは、収入金額から必要経費を差し引いた金額になります。課税所得とは、必要経費以外に所得金額から差し引くことができる所得控除をすべて差し引いた後の金額を指します。課税所得はその名の通り、課税するための税率などを決める基準になるものです。